【終了】IRRSG自動車サミットⅣ(8/23) 進化するテクノロジーとELVリサイクルの現状

 

 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 

 来る8月23日(木)に「自動車サミットⅣ 進化するテクノロジーとELVリサイクルの現状」を開催することとなりましたのでお知らせいたします。

 本シンポジウムは、次のステージに向かう自動車について、現在どのような過程にあり、今後どのように進化を遂げていくのか、マーケティング面、技術開発面、リサイクル(リユース)面など、様々な角度から自動車市場の動向を俯瞰するという趣旨で開催致します。

 講師には、日本自動車工業会様、日産自動車様、フォーアールエナジー様、チャデモ協議会様、山口大学様、IHSマークイット様、ベイリンクス様、アビヅ様、平林金属様をお迎えし、自動車市場とテクノロジーへの考え、取り組みについてそれぞれのポジションでお話いただきます。

 

 皆様のご来場をお待ちしております。

 

 

【日 時】 2018年8月23日(木)13時00分~18時35分(予定)

※18時45分頃より懇親会 (受付12時00分~)

 

【場 所】 学士会館 210号室 (〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 TEL:03-3292-5936)

 

【お申込】 別添の申込書に必要事項を明記の上、下記宛先までご連絡ください。

      IRRSG事務局 (IRuniverse株式会社)

      E-Mail:info@iru-miru.com   TEL: 03-5847-6015   FAX:03-5847-6016

 ※事務局から特段の連絡がない限り、申込書受領をもちまして、ご参加の登録を完了したものとさせて頂きます。受付の際にお名刺を頂戴いたしますのでご用意をお願い致します。

 

【参加費】 ①講 演 会   事前払  10,000円 (MIRU会員様 7,000円)   当日払15,000円 

      ②講演会+懇親会 事前払 15,000円 (MIRU会員様 10,000円)  当日払20,000円   

      ③懇親会のみのご出席 一律 5,000円

      ※MIRU会員様の参加費優待は、「事前振込」に限らせていただきます。

 

事前振込期限:■8月20日(月)

※税込価格です。領収書は当日受付時にお渡し致します。

 

【振込先】 ※いずれかにお振込ください。

      楽天銀行 第二営業支店 (普通) 7318087 アイアールユニバースカブシキガイシャ
      三菱UFJ銀行 秋葉原駅前支店(普通)3986044 アイアールアールエスジージムキョク

 

【予定プログラム・講演ポイント】7/30時点(*講演順タイトルは変更になる場合があります。講演20分質疑応答10分)

 

 ※総合司会 熊本大学大学院 人文社会科学研究部・環境安全センター長 外川 健一氏

 

1.13時00分~13時30分 「日産自動車におけるEVの販売・マーケティング活動について」

  日産自動車株式会社 日本EV事業部 主管 小川 隼平氏

  *講演のポイント

  1.日産自動車におけるEVの概要と特長

  2.日産自動車におけるEVの販売・マーケティング活動

 

2.13時35分~14時05分 「急速充電のこれから」

  一般社団法人チャデモ協議会 事務局長 吉田 誠氏

    *講演のポイント

    1.EV普及への課題である電池と充電という2つの実課題のうち 充電について取り上げます

  2.現在からの機能的な向上、国際的な規格標準化動向、そして実普及をしていてわかった課題を取り上げます

 

3.14時10分~14時40分 「運転の自動化におけるテクノロジーの進化

              (Technology evolution of automates driving vehicle)」  

  IHS マークイット  シニア オートモーティブ テクノロジーアナリスト 松原 正憲氏

  *講演のポイント

  1.ADAS & 自動運転グローバルトレンド

  2.予防安全 vs 自動運転

  3.主要地域(米国、ドイツ、日本、中国)での自動運転の進化とビジネスモデル

  4.主要地域(米国、ドイツ、日本、中国)の法整備状況

 

4.14時45分~15時15分 「半導体スーパーサイクルと今後の市況」

  ベイリンクス株式会社 代表取締役 石川 勇氏   

  *講演のポイント

  2017年半導体市場は、前年比20%超(市場金額45兆円)の高成長を記録しました。

  そのカラクリと今後の半導体市場の見通しについて説明します。

 

― コーヒーブレイク 25分 

 

5.15時40分~16時10分 「中古ハイブリッド車等の輸出について」

  山口大学 国際総合科学部 准教授 阿部 新氏

    *講演のポイント

  1.中古ハイブリッド車等の輸出台数と仕向先
  2.全体の発生量における輸出の割合
  3.どのように考えるか

 

6.16時15分~16時45分 「自動車リサイクル法LIB共同回収スキーム」(仮)

  一般社団法人日本自動車工業会 リサイクル・廃棄物部会 部会長 嶋村 高士氏

  *講演のポイント

  1.自動車リサイクル法概要

  2.自工会Li-ion電池共同回収スキームについて

 

7.  16時50分~17時20分 「岡山の災害廃棄物の現状およびELVリサイクルの提案」

  平林金属株式会社 代表取締役社長 平林 実氏

  *講演のポイント

  1.岡山エリアの災害廃棄物処理の現状

  2.困窮のELVリサイクル

  3.打開策としての提案

 

― 休憩 10分 ―

 

8.17時30分~18時00分 「山積するリサイクル業界の課題に挑戦するアビヅ」(仮)

  株式会社アビヅ 事業本部 上席部長 佐野 拓也氏

  *講演のポイント

  1.廃車処理の現状

  2.出口なきASRの現状

  3.廃タイヤの行方について

 

9. 18時05分~18時35分  「自動車用電池を活用した中古ビジネス構築に向けた取り組み」

  フォーアールエナジー株式会社 代表取締役社長 牧野 英治氏

  *講演のポイント

地球温暖化など社会的ニーズ、及び技術の進歩を背景に、電気自動車の性能改善と販売拡大が急激に進んでいる。自動車用使用済み電池を再利用し、再エネ安定化など別用途への活用が期待されているが、再利用の取り組み状況を説明する。

 

■18時45分~ 懇親会(予定)

 

 

【講師略歴】

 1.日産自動車株式会社 日本EV事業部 主管 小川 隼平氏

   2002年 日産自動車株式会社  入社 エンジン部品の金属材料開発に従事

   2014年 マーケティングダイレクターオフィス マーケティングマネージャー

       日本国内市場の電気自動車のマーケティング&セールス担当

   2015年 Nissan Motor (GB) Limited 出向 英国における法人セールス担当

   2018年 現職 日本国内市場の電気自動車のマーケティング&セールスおよび関連事業担当

 

 2.一般社団法人 チャデモ協議会 事務局長 吉田 誠氏

   1989.4 日産自動車㈱ 入社

   1997.7 欧州日産 ブラッセル事務所(管理職出向)

   2001.7  日産自動車㈱復職 CEO/Alliance Office

   2007.4  北米日産 ワシントン事務所(ワシントン事務所長)

   2011.4  日産自動車㈱復職 法規認証室、グローバル技術渉外部 部長

   2014.4  日産自動車㈱ 渉外部部長

   2015.4  一社)チャデモ協議会 事務局長(兼務)

 

 3.IHS マークイット  シニア オートモーティブ テクノロジーアナリスト 松原 正憲氏

 1964年生まれ。前職は外資系半導体メーカー、EMS( Electronics Manufacturing Service)などに勤務。IHS Markitではテクノロジー部門で主に車載エレクトロニクス関連のサービスサポート経て、現在自動運転車関連技術のアナリストに従事する。

 さまざまな業務で蓄積した半導体からシステムレベルの幅広いノウハウ、知識から分析、課題解決をサポート。

 

 4.平林金属株式会社 代表取締役社長 平林 実氏

1985年 中田屋株式会社入社
1987年 平林金属株式会社入社
2014年 平林金属株式会社 代表取締役社長就任
【リサイクル・環境関連】
 小型家電リサイクル制度の持続的発展に向けた検討会 委員
 一般社団法人日本産業機械工業会 3Rリサイクル研究会 副会長
 岡山県有害使用済機器等対策連絡会議 委員 等

 

 5.山口大学 国際総合科学部 准教授 阿部 新氏

   2004年 日本学術振興会 特別研究員

   2006年 一橋大学大学院経済学研究科 研究補助員

   2008年 山口大学教育学部 准教授

   2015年 山口大学国際総合科学部 准教授

 

 6.一般社団法人日本自動車工業会 リサイクル・廃棄物部会 部会長 嶋村 高士氏

   1991年 トヨタ自動車㈱入社

        国内営業部門にてマーケティング業務に従事

   1998年 同社 環境部に異動

       自動車リサイクル法制定、ニッケル水素電池回収システム構築等に従事

   2016年 日本自動車工業会 リサイクル・廃棄物部会 部会長

       (トヨタ自動車㈱環境部企画室 担当部長)

 

 8.株式会社アビヅ 事業本部 上席部長 佐野 拓也氏

   2003年 株式会社佐野マルカ入社(現:株式会社エコネコル)
   2004年 株式会社アビヅ出向
   2007年 株式会社アビヅ転籍
   2013年 株式会社アビヅ 金属プラスチックリサイクル事業部長
   2014年 株式会社アビヅ 北海道支店長
   2017年 株式会社PLA2PLA 取締役
   2017年 株式会社アビヅ 事業本部 上席部長

 

 9.フォーアールエナジー株式会社 代表取締役社長 牧野 英治氏

   1983年4月    日産自動車株式会社入社

           開発部門で技術企画、技術渉外などを担当。

           ’94~’98年、及び’04~’07年の9.5年、米国に駐在。

   2007年4月    日本への帰国に合わせ、経営企画室に移動し主管としてインドでのマーチ工場建設、 他社との協業プログラムを担当。

   2008年2月    リーフプロジェクトメンバーとなり、部長として電気自動車のビジネス構築を担当。

              ‘13年からは、ゼロエミッション企画本部長として日産EVプロジェクトを推進。

   2014年4月    フォーアールエナジー株式会社代表取締役社長 就任

 

 

【会場地図】

地図

〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-2

 

 

【8/23自動車サミットⅣ「進化するテクノロジーとELVリサイクルの現状」 参加申込書】  表

 ※1 事前お申込をご希望の場合は、必要事項を明記の上、FAXあるいはメールにてご連絡ください。

 事務局から特段の連絡がない限り、本申込様式受領をもちまして、ご参加の登録を完了したものとさせて頂きます。

 当日は受付時に名刺を頂戴しております。ご用意をお願い致します。

 IRRSG事務局 TEL: 03-5847-6015 FAX:03-5847-6016

 E-Mail:info@iru-miru.com

※2 複数名で同時にお申込みいただく場合の領収書は、1枚に纏めて発行致します。

個別で発行をご希望の場合は備考欄に記載ください。

 

 

【事前申込・事前振込期間】  8月20日(月)

 

 

【振込先】 ※いずれかにお振込ください。

  楽天銀行 第二営業支店 (普通) 7318087 アイアールユニバースカブシキガイシャ
  三菱UFJ銀行 秋葉原駅前支店(普通)3986044 アイアールアールエスジージムキョク

 

 

(IRRSG事務局)

 

IRRSGリサイクルシンポジウムⅡ「今、そこにある危機」を拝聴して 熊大・外川健一

 

 

 6月28日、IRRSGの2018年第3回例会(通算では37回)「リサイクルシンポジウムⅡ 今そこにある危機!」が東京神田神保町の学士会館にて行われた。今回のテーマは「雑品」と「中国」。

 

 中国ショックに対峙して、日本のリサイクラー、廃棄物処理事業者がいかにこの危機を乗り越えていくべきか?活発な意見が出された。当日は筆者(外川)が総合司会を務めた。

 

 

1.E-zack 桐野様ご講演
 中国の環境規制を静脈資源の輸入に焦点を当て、解説。最近の中国の「人海戦術」を駆使したリサイクルヤードの現場にカメラが入る。そこには相変わらず歩合制で働く労働者が丁寧な処理を行う一方、港は閑散としており、雑品類のストックはほとんどない模様。


 しかし、中国ほどマーケット、技術が確立され、大量に循環資源を受け入れてくれるところは現状ではない。よって中国のライセンス取得者が「これなら買う」という高品質雑品の輸出に今しばらくは活路を見出そうという業者もいる、とのことだった。

 

 

2.数字でとらえる雑品ワールド 東港金属 福田様ご講演
 環境省や業界紙、日本メタル研究所、財務省貿易統計などを丹念に読み解き、分かりやすく雑品のこれまでと現状を解説。

 

 すでに中国系の業者が国内に小型シュレッダーを設置して雑品処理を始めている状況も初めて知ることができた。しかしこのような業者もそうだが、雑品をシュレッダーにかけた場合、そのダストがどうなるのか、古典的な問題にぶち当たる。

 

 自治体の既存焼却炉の経済合理的な活用な、事前協議制の一時撤廃など自治体への政策提言も盛り込みながら、国内処理は現状でも十分に可能であり、今の危機はそのままビジネスチャンスである、そのために連携が大切と強調。

 

 

3.GLOBAL Metal Industrial CORP 志賀様ご講演
 中国、台湾、アメリカで手広くシュレッダーミックスメタルスクラップを取り扱い、2次合金メーカーへの供給を行っているシグマグループの一翼を担う同社をめぐる経営状況。

 

 Zorba, Heavy Red , Heavy Gray Zurik などのシュレッダーミックスメタルの特徴を詳しくご紹介。

 

 そのうえでZorbaの中身も時代とともに変化してきたことを紹介。

 

 しかしこのようなシュレッダーミックスメタルのほとんどは、アメリカから中国へのフローが主で、香港経由からもたくさん中国が受け入れてきた。日本から中国へと出てくるシュレッダーミックスメタルはごくわずか。

 

 中国政府の規制強化は本物と感じた。

 

 というのも今週初めBIRから、中国が2020年末までに固形廃棄物の輸入をゼロにするということを公に公表した。やはりインドやイスラム社会という新しい販路を探すべきなのかいろいろ考えられるが、トランプ政権の閉鎖的な経済戦略も大きな影を落としていると感じた。

 

 

4.最終処分場からみた廃棄物の現状 都築鋼業 穂積様ご講演
 いわき市で廃棄物安定型処分場を運営しつつ、バイオマス、RPFの製造にも着手。今、業界の経営者にとって人材問題はやはり深刻。たとえばドライバー問題。時代は大きく変わった。

 

 産廃を出すお客さんに土日はないが、運搬するドライバーにはしっかり休んでもらわないといけない。そして、土日に手当てを増やしても、なかなかドライバーがOKと言ってくれない。

 

 中国ショックは、廃棄物処理業界にも及んでおり、処理困難物(ロール状の廃プラ)、使用済小型家電、産廃の受け入れを一時的にストップせざるを得ないほど、効いてきている。
お話をうかがって「小型家電リサイクル法」は中国頼みの促進法で、中国がだめならば、新たな仕掛けがなければ国内レベルではいかんともしがたい実態を知ることができた。

 

 

5.RPF事業の将来性 日本RPF工業会 石谷氏ご発表
 日本RPF工業会のご案内と活動からご説明。

 

 RPFの2016年の生産実績は128万トン。うち製紙向け60%、石灰工業向け 30%、 セメントそのほか 10%

42万トンの需給ギャップがある。よって小型炉での利用や、電力会社を含む売電事業への食い込みが必須と感じている。すなわち新規需要先の開拓が喫緊の課題。

 

 実際、廃プラ約130万トン(香港向け含む)、古紙類130万トンが中国から還流される。新たな需要先を探すのは本当に大変な問題であるが、一方でそもそもRPFに加工する必要性がどの程度あるのかという、プリミティブな感想も持った。いずれにしろ、「雑品」問題とは「廃プラ」問題でもある、と思い知らされたご講演であった。
 

 

6.自治体における最近の廃棄物処理事情 埼玉県環境科学国際センター 川嵜氏ご講演
 平成23年から25年度に実施された環境省研究総合推進補助事業で得られた自治体における産廃物状況を不燃ごみ、および使用済小型家電で調査。埼玉県のモデル的な自治体は最近着実に1人当たり1っパン廃棄物の排出は減少。後のパネルディスカッションで、国立環境研究所の寺園先生が、この現象の要因を詳しく調査していく重要性を示唆されていた。しかし、食品ロスを含む多くの廃棄物が、何年経っても、排出状況が変わらない実態を改めて思い知った。

 

(次回につづく)

 


(熊本大学 外川健一)

 

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